なぜ日本の通勤時間はこんなに長いのか
私たちは、1日のうちかなりの時間を通勤に費やしています。通勤ラッシュというものはどこの国にも存在していますが、日本の状況は突出していると言ってよいでしょう。 日本の職場における生産性の低さも、過酷な通勤環境が影響してい…
私たちは、1日のうちかなりの時間を通勤に費やしています。通勤ラッシュというものはどこの国にも存在していますが、日本の状況は突出していると言ってよいでしょう。 日本の職場における生産性の低さも、過酷な通勤環境が影響してい…
加谷珪一の年金教室 第10回 日本の公的年金は慢性的な赤字財政となっており、将来、年金が減額されるのではないかとの懸念が高まっています。しかしながら、実質的な年金の減額ということであれば、着々と進められています。カギを…
電子マネーのPayPayが100億円キャンペーンを実施するなど、このところキャッシュレス化に向けた動きが顕著となっています。社会のキャッシュレス化が進んだ場合、個人向け金融サービス市場の構造が激変するのはほぼ確実です。…
安倍政権は、外国人労働者の本格的な受け入れという事実上の移民政策に舵を切りました。 日本は人手不足が深刻な状況ですが、単純労働に従事する労働者が不足するというのは、どの先進国でも発生している問題です。ところが諸外国の中…
水道事業の民営化を可能にする「改正水道法」が2018年12月6日、衆院本会議で可決、成立しました。水道事業の民営化をめぐっては、一部から激しい批判が出ていますが、今回の法改正の背景にあるのは、継続が困難になっている水道…
日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕されたことで、国内ではゴーン叩き一色という状態になっています。筆者はゴーン氏を過度に擁護するつもりはありませんが、有価証券報告書の虚偽記載は、投資家に対して説明していた数字と実際にもらっ…
安倍政権は、大量の外国人労働者を受け入れるという、事実上の移民政策に舵を切りました。保守派と称される安倍政権が移民受け入れに積極的というのは、少々、意味不明なところではありますが、日本が移民国家になる可能性はかなり高く…
加谷珪一の年金教室 第9回 年金を支給される年齢になっても働き続けていると、年金が減らされてしまうので、働かない方よいという話を耳にすることがあります。これは本当なのでしょうか? 高額所得者以外は減額の対象にはならない…
政府が東京から地方への移住者に対して、最大で300万円を支給する施策について検討を進めています。現金という直接支援に乗り出すということは、ウラを返せば移住が進んでいないということですが、背景には何があるのでしょうか。 …
加谷珪一の年金教室 第8回 厚生年金に加入するパート労働者の適用範囲が拡大されるというニュースがありました。今回はこのニュースをもとに、パート労働者の厚生年金加入について説明したいと思います。 パート労働に従事するのは…
性的少数者(LGBT)への差別的な表現で批判を受けていた新潮社の月刊誌「新潮45」が突然、休刊を発表しました。同誌への批判が高まっていた事が直接的な原因ですが、背景には雑誌媒体の凋落というビジネス上の理由があります。 …
加谷珪一の年金教室 第7回 インフレになると年金生活者が苦しくなるという話を聞きますが、これはどういうことなのでしょうか。またこれを調整する制度はあるのでしょうか? 物価の上昇に合わせて年金額も上昇していくが・・・ …
加谷珪一の年金教室 第6回 現在、年金の支給開始年齢は原則として65歳からですが、支給開始年齢を前倒し(繰り上げ受給)したり、後ろ倒し(繰り下げ受給)することもできます。しかし前倒ししたり、後ろ倒しすると年金の額が変わ…
加谷珪一の年金教室 第5回 日本の公的年金は破綻してしまうので、保険料を支払っても意味がないという意見を耳にすることがあります。これに対して、一部の識者は、日本の公的年金は「絶対に」破綻しないと言い切っています。実際の…