高値更新が続く米国株は大丈夫か?
米国株の高値更新が続いています。米中貿易戦争解決の見通しが立たない中での株高だけに、一部からは、危険水準との声も出ています。米国株と世界経済は大丈夫なのでしょうか。 トランプ政権からの圧力で利下げに転換 2019年7…
米国株の高値更新が続いています。米中貿易戦争解決の見通しが立たない中での株高だけに、一部からは、危険水準との声も出ています。米国株と世界経済は大丈夫なのでしょうか。 トランプ政権からの圧力で利下げに転換 2019年7…
東証が、株式市場の抜本的な改革について検討を開始しました。現時点ではあくまで検討レベルですが、場合によっては、東証1部上場企業の7割が降格になる可能性もあるという、本格的なものです。 日本の株式市場は、長年にわたって「…
加谷珪一の金利教室 第3回 前回の記事では、金利というのは、自由になる時間を購入するための代金であるという話をしました。例として取り上げたのはDVDのレンタルでしたが、お金の貸し借りの場合には、金利と時間の関係がより密…
加谷珪一の金利教室 第2回 金利というのはお金を貸した時に、借り手が負担しなければならないコストのことを指しています。借り手が1年後に返済するという約束で100円を貸し手から借りた場合、借り手は1年後に100円だけを返…
加谷珪一の金利教室 第1回 世の中で金利という概念を知らないという人はほとんどいないはずです。銀行にお金を預ける時や、住宅ローンを検討する時には、多くの人が金利を強く意識していることでしょう。しかし、金利がなぜ存在して…
韓国の首都であるソウル市が、独自の仮想通貨発行を検討していることが明らかとなりました。また、香港を拠点とする仮想通貨取引所大手のバイナンスが、地中海の島国マルタ共和国に拠点を開設すると発表しました。 仮想通貨には逆風が…
一時、下火になっていた個人投資家による外国為替証拠金取引が急拡大しています。FX取引を行う投資家層と仮想通貨取引を行う投資家層は重複しているといわれていますが、仮想通貨の価格急落と同じタイミングでFXが復活しているとい…
初の議会証言に臨んだFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル新議長は「経済に対する見通しが強まった」と発言し、米国の景気が好調であることをあらためて確認しました。今のところ米国の利上げは年3回と予想されていますが、年4回…
需要をはるかに超えるペースで建設が続いていた賃貸用アパートに急ブレーキがかかっています。これでアパート建設バブルは終了となる可能性が高いですが、本当の問題はこれからです。賃貸需要がない地域に相続税対策で建てられたアパー…
国民による直接的な負担はないとされてきたマイナス金利政策ですが、徐々に私たちの生活に影響を及ぼし始めています。ひとつは公的年金の問題、もうひとつは銀行の口座維持手数料です。 公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理…
米トランプ大統領とムニューシン財務長官の発言によってドル円相場が大きく変動しています。一連の発言は多分に政治的なニュアンスが強いものですから、落ち着いた対応が必要でしょう。 ムニューシン氏は2018年1月24日、「弱…
銀行のATM網が見直しの対象となりそうです。背景にあるのは銀行の収益が低下していることと、電子マネーなど非現金の決済手段が拡大していることです。 よく知られているように、日本はかなりの現金大国です。日本で現金決済がな…
6月30日が期限だったギリシャのIMF(国際通貨基金)に対する支払いは、翌7月1日の午前0時になっても実施されませんでした。ギリシャでは5日に国民投票を実施するとしていますが、ギリシャ問題は、今後、どのような展開となる…
スイスの中央銀行にあたるスイス国立銀行が、自国通貨高を抑制するための為替上限を撤廃したことで、市場に動揺が広がっています。果たして、これは何を意味しているのでしょうか? スイスの為替介入は当初はうまくいっていた スイス…