高額所得者の行動パターンが大きく変わっている
高額所得者の行動パターンが大きく変化しています。日本は同質社会と言われ、超富裕層など一部の階層を除いて、所得に差があっても基本的なライフスタイルに大きな違いはありませんでした。しかしながら、今、起きている変化は所得の違…
高額所得者の行動パターンが大きく変化しています。日本は同質社会と言われ、超富裕層など一部の階層を除いて、所得に差があっても基本的なライフスタイルに大きな違いはありませんでした。しかしながら、今、起きている変化は所得の違…
以前、このコラムでは相対的貧困率について解説しましたが、今回、取り上げるのはジニ係数です。ジニ係数は、所得がどの程度、不平等なのかを示す指標です。貧困とも関係する話ですが、ジニ係数の主題はあくまで所得分布であって、貧困…
日本社会はこのところ急速に貧困化が進んでいると言われますが、貧困の程度を示す指標としてよく使われているのが相対的貧困率です。今回は相対的貧困率について考えてみたいと思います。 所得が真ん中の人の半分以下を貧困と定義 …
前回は低所得者の定義がはっきりしていないという現実について解説しました。豊かさや貧しさというのは、人によって感覚が異なるケースがあり、こうした感覚の違いが、議論をさらに感情的にしてしまいます。 しかし、人によって感覚が…
このところ、格差や貧困、低所得といった話題に触れる機会が多くなっています。日本経済は長期低迷が続いており、相対的な豊かさが低下していますから、こうした話題が増えるのは当然のことかもしれません。 しかしながら、貧困や低…
世の中、ピケティ・ブームが続いていますが、格差の象徴である上位1%をめぐって興味深い話があります。 日本の年収トップ1%は1300万円から? ある識者がテレビ番組で、日本のトップ1%の年収はどのくらいなのかと司会者から…
貧困の撲滅活動などを行っている国際NGO「オックスファム」は2015年1月19日、格差に関する最新報告書を発表し、上位1%の富裕層が、全世界の富の半分を独占しているという実態を明らかにしました。 日本は一般に思われてい…
フランスの経済学者トマ・ピケティが話題となっています。彼の著作である「21世紀の資本」は分厚い学術書ながら世界中で異例の大ヒットとなりました。 格差を生み出す『r>g』の法則 ピケティは、過去の膨大な歴史データを駆使し…
米国経済は順調な回復を見せていますが、一方で、富の格差がなかなか縮小しないという問題がクローズアップされています。 先日、米国では中間選挙が行われたのですが、予想通り、民主党が大敗北を喫してしまいました。その理由のひと…