これまで13回にわたって「知っトク経営学」として経営学の基本や、経営戦略論について書いてきました。これで経営戦略編は終了となり、次は組織論に移ります。
経営戦略という言葉は日常的に安易に使われていますが、その定義は意外と曖昧です。仕事の現場でも、この言葉を使うことがあるかもしれませんが、経営学の基礎を知っているのといないのとでは、プランの立て方も大きく変わってきます。
以下の記事は経営戦略論を可能な限りシンプルにまとめたものですが、ぜひ一度、目を通しておいてください。日々の仕事のやり方を見直すきっかけとなるはずです。企業経営に関するメディアの記事の見方もきっと変わってくるでしょう。
第1回 業績がよい会社にはムダがない
(テイラーの科学的管理法)
第2回 マネジメントという仕事の本質は何か?
(ファヨールの管理論とPDCAサイクル)
第3回 ただ管理するだけは人は動かない
(ホーソン実験)
第4回 効率化だけではダメな理由
(効率性 vs 有効性 フォードとGMの対比)
第5回 組織名だけをコロコロ変える企業はアブナイ
(組織は戦略に従う)
第6回 戦略という言葉の意味を知っていますか?
(アンゾフの成長戦略論)
第7回 経営戦略はどのような要素から構成されているのか?
(経営戦略論を構成する3つの要素)
第8回 コストで勝負するのはもっともポピュラーな戦略
(コスト優位の競争戦略)
第9回 差別化戦略は弱者が採用してこそ意味がある
(差別化による競争戦略)
第10回 小さくてもよいから、自分の陣地を作れ
(集中化による競争戦略)
第11回 自分の立ち位置を理解せよ
(ドメイン戦略)
第12回 先に市場に参入した企業が得られるメリットは大きい
(資源戦略とプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント 前編)
第13回 勝てる企業は自社のリソースをよく理解している
(資源戦略とプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント 後編)
次回からは組織論に移りますので、ご期待ください。