1~3月期のGDPは年率換算で3.4%減、4~6月期の悪化は確実
2020年1~3月期のGDP(国内総生産)の数字が発表されました。コロナ危機で経済が本格的に停滞するのは4月からですが、3月の時点でかなり影響が出ていましたから、今回の発表には多くの関係者が注目していました。結果は年率…
2020年1~3月期のGDP(国内総生産)の数字が発表されました。コロナ危機で経済が本格的に停滞するのは4月からですが、3月の時点でかなり影響が出ていましたから、今回の発表には多くの関係者が注目していました。結果は年率…
2019年1~3月期のGDP(国内総生産)は予想外の良好な結果でした。しかし数字の中身を見ると、これまでと状況が大きく変わったわけではありません。GDPの数字が大幅に上昇したのは、輸入が減ったからですが、なぜ輸入が減る…
都道府県ごとのGDP(国内総生産)統計において、東京の成長率が地方に比べて低いことが話題になっています。東京の一極集中が是正されていると捉えることもできますが、どうもしっくりこないという人も多いと思います。なぜ東京のG…
内閣府が2018年10~12月期のGDP(国内総生産)速報値を発表しました。物価の影響を除いた実質で0.3%のプラス、年率換算にするとプラス1.4%となりました。 7~9月期は大幅なマイナス成長でしたが、今期はプラス転…
内閣府は2018年11月14日、2018年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値を発表しました。物価の影響を除いた実質で0.3%のマイナス、年率換算にすると1.2%となりました。マイナス成長は今年に入って2回目です。 …
政府がシェアリング・エコノミーの市場規模把握に乗り出しました。フリマ・アプリなど従来のGDP(国内総生産)の概念ではカバーできない経済活動をGDPに取り込むことが目的です。 今のところ5000億円の市場規模がある 従…
内閣府は2018年8月10日、2018年4~6月期のGDP(国内総生産)速報値を発表しました。物価の影響を除いた実質でプラス0.5%と2四半期連続のマイナス成長は回避することができました。個人消費が伸びているのはよい兆…
加谷珪一の超カンタン経済学 第11回 前回はGDPを示す数式が恒等式という特殊な数式であり、消費や投資、政府支出はどんな値でも取り得るという話をしました。 しかし、それでは将来の景気について予測することができなくなって…
内閣府は2018年5月16日、2018年1~3月期のGDP(国内総生産)速報値を発表しました。物価の影響を除いた実質で0.2%減と9四半期ぶりのマイナス成長となりました。基本的な消費の弱さと、輸出依存の体質があらためて…
加谷珪一の超カンタン経済学 第9回 前回までは、GDP(国内総生産)は、消費(C)、投資(I)、政府支出(G)という3つの項目で構成されるという話をしてきました。これらはすべてお金を支出する側に着目したものです。 しか…
加谷珪一の超カンタン経済学 第6回【消費の果たす役割】 GDP項目の中でもっとも大きな割合を占めるのが消費(C)です。日本のGDPは約540兆円の規模がありますが、消費の占める割合は約6割弱となっており、金額では約30…
加谷珪一の超カンタン経済学 第5回【GDPを構成する3要素】 前回までは、消費と投資の違いや、人は稼いだお金の一定割合を消費し、残りを貯蓄するという話をしてきました。貯蓄されたお金は、金融機関を通じて企業などに融資され…
お金持ちを科学する 第3回 前回は、金融資産1億円というのが富裕層の一般的な定義であると解説しました。では、なぜ1億円という金額が富裕層とそうでない人の境目となっているのでしょうか。数字のキリがよいという理由もあるので…
前回は、日本の貧困がかなり深刻なレベルになっていることや、生活保護の捕捉率が低く、支援を必要する人の多くに行き渡っていない現実について解説しました。後編の今回は、なぜ日本で貧困が深刻になっているのか、その根本的な原因に…