日銀が行うイールドカーブ・コントロールってどんな施策?
加谷珪一の金利教室 第12回 債券が償還されるまでの期間と利回りの関係を示したものを「イールドカーブ」と呼びますが、前回は、このグラフが示す形状が、市場の重要な手がかりとなることについて解説しました。今回は日銀が行って…
加谷珪一の金利教室 第12回 債券が償還されるまでの期間と利回りの関係を示したものを「イールドカーブ」と呼びますが、前回は、このグラフが示す形状が、市場の重要な手がかりとなることについて解説しました。今回は日銀が行って…
加谷珪一の金利教室 第8回 前回は利率と利回りの違いについて解説しました。債券価格が変わらなければ、利率と利回りは同じになりますが、債券価格が変化すると、利率と利回りは違ってきます。 債券価格と金利の動きは逆になる …
日銀がいよいよ量的緩和策の軌道修正に入るのではないかとの観測が高まっています。7月30日と31日に行われた金融政策決定会合では、大きな政策変更はありませんでしたが、事実上、金利上昇を容認する形となりました。今年の秋にも…
日銀の黒田総裁の続投がほぼ固まりました。黒田氏の再任は既定路線であり、再任後は徐々に量的緩和策の縮小に向かうと市場関係者は見ていました。しかし、副総裁の人事案を見ると、必ずしもそうではなさそうです。副総裁人事次第では出…
日銀は、2016年9月21日に開催した金融政策決定会合において、これまでの金融政策の枠組みを変更し、短期金利と長期金利の目標を定める新しい措置の導入を決定しました。 これは従来のスタンスからの大きな転換であり、場合によ…
政府は2015年2月5日、退任する日銀の宮尾龍蔵審議委員の後任に、積極的な緩和論者である、原田泰早大教授を起用する人事案を提示しました。市場では、この人事について、量的緩和を推進する安倍政権の強い意志を示したものと解釈…
日銀は2014年10月31日の金融政策決定会合で、追加緩和の実施を決定しました。ほとんどの人が今回の会合での追加緩和決定はないと考えていましたから、市場では驚きが広がっています。筆者も非常に驚きました。今回、追加緩和を…
日本の株式市場が正念場を迎えています。日経平均は8月8日、前日の終値から450円以上も下落し、市場ではちょっとしたショックとなりました。 しかし、その後株価は急回復を見せ、1万5500円を突破しました。今回、株価急落を…