自動車業界で相次ぐM&Aが示す「クルマはタダの箱」という現実
欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)とグループPSA(プジョー・シトロエン)が経営統合で基本合意しました。実はFCAは今年5月、仏ルノーとの合併について協議したものの、実現しなかったという…
欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)とグループPSA(プジョー・シトロエン)が経営統合で基本合意しました。実はFCAは今年5月、仏ルノーとの合併について協議したものの、実現しなかったという…
国内自動車メーカーの中国シフトがいよいよ本格化します。中国市場を攻略するためにはEV(電気自動車)へのシフトが必須となりますが、最大のネックとなっていたのが電池の確保でした。主要な電池メーカーの多くは中国企業であり、日…
自動車メーカー各社の業績が悪化してきました。ドル箱と言われた北米市場は飽和状態となっており、米中貿易摩擦の影響も深刻化しています。これに加えて自動車業界には100年に1度のパラダイムシフトが迫りつつあります。今回の業績…
自動車メーカー各社のEV(電気自動車)シフトが急ピッチで進んでいます。しかしEV時代のカギを握るといわれる電池の生産は圧倒的に中国メーカーのシェアが高いという状況です。日本の完成車メーカーは中国の電池メーカーとの提携に…
トヨタ自動車が国内販売体制の抜本的な見直しを開始しました。これまでは販売店の系列ごとに車種を分けていましたが、すべての販売店で全車種を販売できるようにします。トヨタの歴史の中でも極めて大きな戦略転換ですが、背景にあるの…
トヨタ自動車が中国での生産台数を大幅に引き上げる方針を明らかにしました。自動車市場において今後の成長が期待できるのは、もはや中国市場だけとなっていますから、中国シフトを鮮明にしたのは戦略的に正しい決断といってよいでしょ…
トヨタ自動車が過去最高益となりました。徹底したコスト削減策と円安が功を奏した形です。市場予想を上回る好決算だったことで、市場には安心感が広がっていますが、EV化や自動運転対応など長期的な課題は山積しています。 為替が主…
トヨタが画期的な商用コンセプトカーを発表しました。トヨタは世界のトップメーカーであるにもかかわらず、自動運転やEV化で少々、出遅れた状況にあるともいわれています。しかし、今回、発表したコンセプトカーは、こうした状況を一…
自動車業界に無視できない動きが出てきています。これまで自動車業界はあらゆる産業を支える屋台骨のような存在でしたが、とうとう大きな山が動き出したかもしれません。 トヨタがエコカー戦略を大転換 トヨタ自動車は11月17日、…
トヨタ自動車が個人投資家向けに新しい種類株を発行します。値下がりリスクを抑える代わりに、売却や配当に制限があるという商品なのですが、なぜトヨタはこのような特殊な株式を発行するのでしょうか? 売却制限などがあるが、事実上…
トヨタ自動車が新しい役員人事を発表しました。外国人や女性を積極的に登用するなど、いわゆるダイバーシティ(多様性)を意識した内容が注目を集めていますが、もっと重要なことがあります。 それは、日本型経営を維持しつつ、グロー…
円安の進行でトヨタ自動車の業績が絶好調となっています。一方で、輸入物価の上昇や円安倒産など、最近では円安のデメリットも強調されるようになってきました。 果たして円安は日本経済にとってプラスだったのでしょうか?それともマ…
トヨタ自動車が過去5年間法人税を払っていなかったことが大きな話題になっています。このケースは税の問題を考える上でいろいろと重要な視点を我々に与えてくれます。 トヨタはなぜ税金を払わなくて済むのか? この話題が広まるきっ…