日本で富裕層の数が増えている最大の理由は?
お金持ちを科学する 第36回 1億円以上の純金融資産を保有する「富裕層」が年々増加しています。労働者の賃金はあまり上昇していませんから、資産格差が拡大しているように見えますが、果たしてそうなのでしょうか。また、最近の富…
お金持ちを科学する 第36回 1億円以上の純金融資産を保有する「富裕層」が年々増加しています。労働者の賃金はあまり上昇していませんから、資産格差が拡大しているように見えますが、果たしてそうなのでしょうか。また、最近の富…
お金持ちを科学する 第8回 前回、説明したように、実業家がお金持ちになりやすいというのは世界共通の話ですが、実業家の次に資産形成に有利なのは、やはり不動産でしょう。 実業家の中には、ユニクロの柳井氏やソフトバンクの孫氏…
お金持ちを科学する 第7回 これまで過去3回にわたって、日本の長者番付の推移を眺めてきました(本連載のもくじ)。時代を通して見ると、業種が変化するとはいえ、富裕層には実業家が多いということがよく分かります。特に「超」の…
お金持ちを科学する 第6回 前回は1970年代から80年代の長者番付を眺めました。時代がさらに進んで90年代に入ると、一気に消費者金融業界のオーナーが顔を揃えるようになります。 レイク元会長の浜田武雄氏、武富士元会長の…
お金持ちを科学する 第5回 前回は戦後、間もなくは炭鉱オーナーが長者番付の常連であり、その後、松下幸之助氏や本田宗一郎氏といった製造業のオーナーが台頭してきたという話をしました。 時代が進み、1970年代に入ると、さら…
お金持ちを科学する 第4回 富裕層の顔ぶれは時代によって大きく変わるのが常です。戦後日本で富裕層の顔ぶれがどう推移してきたのか考えることで、お金儲けのメカニズムをより的確に理解できるはずです。 戦後の産業政策で石炭長者…
お金持ちを科学する 第2回 誰がどのくらいお金を稼いでいるのかが分かれば、どのビジネスが稼ぎやすいのか、ある程度までなら推測できます。国税庁が2004年まで毎年発表していた高額納税者ランキング(いわゆる長者番付)は、誰…
加谷珪一の情報リテラシー基礎講座 第7回 当たり前のことですが、多くの人はお金持ちではありません。このためお金持ちがどのような人たちで、どのような生活をしているのか、ほとんどの人が理解していないはずです。 このため、お…
加谷珪一の情報リテラシー基礎講座 第3回 世の中には多くのウソが氾濫していますが、お金に関する分野は特にその傾向が顕著です。お金に関する話の大半はウソといってよいくらい、根拠のない話が飛び交っているのですが、そうなって…
総務省は5月16日、2013年の家計調査報告(二人以上の世帯)を発表しました。それによると、1世帯あたりの平均貯蓄残高は1739万円となり、前年と比較して4.9%増加したそうです。 平均貯蓄額が1739万円と聞いて、…